コミュニケーション型電子チケット発券サービス「Quick Ticket」を提供するplaygroundは1月16日、自社のスマートフォンアプリに電子チケット発券機能を簡単に組み込むことのできる新サービス「Quick Ticket SDK」を提供開始すると発表した。
ブラウザ版の「Quick Ticket」はLINEやFacebook Messenger、メールなどユーザーが日常的に利用しているコミュニケーションツールでの電子チケット発券が可能なサービス。今回提供される「Quick Ticket SDK」は、電子チケットアプリのテンプレートを提供するのではなく、既存の自社アプリに電子チケット機能を組み込むことができるサービスだ。
たとえば、プロスポーツチームや音楽アーティストのファンクラブアプリ、アミューズメント施設の情報提供アプリなどに組み込むだけで、電子チケットの発券機能を追加することができる。チケットデザインや会員ID連携は各社ごとに開発可能。「Quick Ticket(ブラウザ版)」同様、初期費用・月額利用料0円のため、チケット販売代理店(プレイガイド)、イベント主催者、その他施設運営者などは、金銭的な負担を最小限にサービスを開始することができるという。
なお、チケット発券手数料として108円/枚をチケット購入者が負担する。
入場確認を行うための「電子スタンプ」は、イベント規模に応じて同社が必要だと考える個数を無償で貸し出す。追加が必要な場合は別途相談。また、オリジナル物理スタンプの作成も別費用にて対応している。