Adobe Systemsは2018年1月9日(米国時間)、「Security updates available for Flash Player | APSB18-01 | Adobe Security Bulletin」において、Adobe Flash Playerに脆弱性が存在すると伝えた。この脆弱性を悪用されると、影響を受けたシステムにおいて機密情報が窃取される危険性があり注意が必要。
脆弱性が存在するプロダクトは次のとおり。
- Adobe Flash Player Desktop Runtime 28.0.0.126およびこれよりも前のバージョン(Windows版、Macintosh版)
- Adobe Flash Player for Google Chrome 28.0.0.126およびこれよりも前のバージョン(Windows版、Macintosh版、Linux版、Chrome OS版)
- Adobe Flash Player for Microsoft Edge and Internet Explorer 11 28.0.0.126およびこれよりも前のバージョン(Windows 10、Windows 8.1)
- Adobe Flash Player Desktop Runtime 28.0.0.126およびこれよりも前のバージョン(Linux版)
この脆弱性の重大度は重要(Important)に分類されている。すでにアップデート版が提供されており、該当するプロダクトを使用している場合は、迅速に脆弱性が修正された最新版へアップグレードすることが望まれる。