NVIDIAは2017年12月21日(米国時間)、「End of NVIDIA Driver Support for 32-bit Operating Systems|NVIDIA」において、リリースバージョン390以降のNVIDIA GPUドライバは32ビットオペレーティングシステム向けにはリリースしないと発表した。2019年1月までは致命的な脆弱性の修正を実施するものの、基本的に機能拡張や最適化、オペレーティングシステムの機能活用など最新のドライバに取り込んだ変更がバージョン390よりも前のドライバにバックポートされることはないとしている。
影響を受けるオペレーティングシステムは次のとおり。
- Microsoft Windows 7
- Microsoft Windows 8.1
- Microsoft Windows 8
- Microsoft Windows 10
- Linux
- FreeBSD
NVIDIAは今後、64ビット対応のドライバを上記の64ビット対応オペレーティングシステムに提供していくことになる。NVIDIAのGPUは高性能GPUとして人気があるが、NVIDIA GPUの性能を発揮するにはNVIDIAの提供するドライバを利用する必要がある。