Googleは2017年12月20日(米国時間)、「Google Developers Blog: The Google Assistant SDK - new languages, API updates, and Device Actions」において、Google Assistant SDKにいくつもの新機能を追加したと発表した。開発者はGoogle Assistant SDKを利用することでGoogleアシスタントの機能をさまざまな機器に組み込むことができる。
追加された新機能は次のとおり。
- サポート言語およびロケールの追加。現在サポートしている言語とロケールは、日本語、英語(オーストラリア、カナダ、英国、米国)、フランス語(カナダ、フランス)、ドイツ語
- より詳細な住所設定に基づくサービスの提供
- 音声によるクエリの送信とレスポンスの受信に加え、テキストベースのクエリ送信とレスポンス受信に対応
- デバイスに対するアクションの設定に関する新たな機能が追加され、「エアコンの温度設定を25度に変更してください」といった設定が可能になった。デバイスサイドでは実施に対応する処理を行う部分を開発するだけでよい
- デバイスの登録や解除を実施するための新たなAPIの提供
音声認識および質問に対する回答の提供などを実施するクラウドベースのAPIはGoogle以外のベンダーも提供している。こうしたサービスは急成長している分野で、提供される機能も随時増加している。日本でもスマートスピーカーの販売が始まったおり、今後のさらなる展開が期待される。