モバイル決済プラットフォームを提供しているOrigamiは12月22日、スマホ決済アプリ「Origami Pay」上に2つの機能を追加することを発表した。1つは行きたいお店をマップ表示で効率的に見つけることができる「マップ」機能で、もう1つはスマートフォンやPCでのQRコード表示機能だ。
マップ機能ではOrigamiアプリのトップ画面に、ユーザーが今いる場所の周辺地図が新たに表示され、地図上にはOrigamiアプリに加盟する最新の店舗情報が、すぐに表示される。これまでは、写真とテキストで一覧表示されていた店舗情報を、地図上でも表示することで、視覚的にわかりやすく、現在地近くのOrigami加盟店を探すことができるようになるという。Android用アプリは配信中。iOS用アプリは2018年1月上旬にリリース予定だ。
スマートフォンやPCでのQRコード表示機能では、Origami加盟店向けサービスにおいて、新たにスマートフォンやPCなどのWEBブラウザでQRコードを表示する方式が加わる。従来は、店舗側がiPadで都度QRコードを表示するか、QRコードを印刷して固定提示する「ステッカーQR」の2つから選択していた。
新たに加わった「ブラウザQR」により、ユーザーと店員がWebブラウザを利用して簡単にスマホ同士で決済を完了することができる。これにより、主に中小規模の企業様でレジ前にステッカーを置くスペースがないといった、QRコードの掲示場所を気にすることなく、Origami Payを導入しやすくなるという。