電算システムは12月21日、岐阜県土岐市の東濃データセンター内に「先端技術開発センター」を2018年3月に開設すると発表した。今後、3年で12人程度を東濃、愛知をはじめ広く採用を予定するとともに、同社が出資、協業している数社の東京のベンチャー企業からの協力を得る考えだ。

先端技術開発センターでは、次世代技術やそれを組み込んだ開発を研究することで新しい技術に挑戦・対応し、開発した技術を素早く新サービス・商品に適用することで、これまで以上に顧客ニーズに対応することを可能にしていく。

さらに、東濃地域の東海環状自動車道沿線はアクセスの良さと津波被害のない内陸部であることから、県外大手企業の工場の新設や増設の動きが相次いでおり、同社は最新のモジュール型データセンターとして東濃データセンターを土岐市に構築してクラウドサービスを行っている。

先端技術開発センターを同データセンター内に開設することにより、技術・機能をベースに同データセンターを利用した次世代サービスへの対応も可能になるという。