日本ユニシスは12月14日、インターネットでの不正アクセス対策ソリューションを提供しているCapyとパートナー契約を12月1日に締結したことを発表した。
同社は、Capyが開発したコンピューターによる自動不正アクセス(スパムボット)からログインページを守る最新認証技術の中から「Capyパズルキャプチャ」「Capyアバターキャプチャ」「Capyリスクベース認証」「Capyリアルタイムブラックリスト」の4つの製品の販売代理店契約を締結した。
各製品の特徴として、「Capyパズルキャプチャ」は、パズル画像に高度な画像処理技術を施してあるほか「人間らしい解き方」も判断材料としており、利用者に負担をかけず高いセキュリティ性を発揮するという。「Capyアバターキャプチャ」はコンピューターにとっては困難な各イラスト・アイコンの意味やその関係性を理解することを判断材料としており、スパムボットによる不正なアクセスを防ぐ。
また、「Capyリスクベース認証」はユーザーの過去のログイン履歴を学習、正規ユーザー以外のログインを未然に検知し、人間の手によるなりすましログインに対応。「Capyリアルタイムブラックリスト」では自社サイトへの攻撃者情報だけでなく、Capy実装済の他社サイトへの攻撃者情報もリアルタイムで共有する。
日本ユニシスは、Capyとの協業体制のもと、チケット販売業や小売業、金融業などにおける不正アクセス、不正転売、不正利用対策を支援するとしている。