帝国データバンクは12月8日、2017年10月末時点の企業概要データベース「COSMOS2」(約147万社収録、特殊法人・個人事業主含む)がメーンバンクと認識している金融機関について抽出し、集計・分析した結果を発表した。
全国では、「三菱東京UFJ銀行」が10万1680社(シェア6.94%、前年比0.07pt減)と、2009年の調査開始以降9年連続のトップを獲得した。これに、「三井住友銀行」の7万9959社(同5.46%、同0.01pt減)、「みずほ銀行」の6万3861社(同4.36%、同0.004pt増)が続く。
業態別では、「都市銀行(5行)」がシェア20.00%(前年比0.06pt減)で調査開始以降8年連続の減少となった一方、「地方銀行」(シェア39.12%、前年比0.11pt増)は9年連続でシェアを増加した。
地域別では、9地域中6地域で「地方銀行」がシェアでトップとなった。一方、関東や近畿、中部など大都市圏では他地域と比較してメーンバンク先の業態が分散している傾向にあったという。