ダイナコムウェアは8日、ダイナフォント年間ライセンス「DynaSmartシリーズ」を契約中のユーザーに対し、ダイナフォント2017年新書体であり、同社のフラッグシップフォントでもある「金剛黒体」の「OpenType Pro1-6版(日本語フォント)」6書体と「OpenType Pro1-6N版(日本語フォント)」6書体、合計12書体の提供を開始した。

  • 金剛黒体Pro版イメージ

    金剛黒体Pro版イメージ

「金剛黒体」は、長い開発期間の末にデザインチームが丹念に磨き上げてリリースされたゴシック体フォント。文字の幅が広く重心が安定しており、シンプルで洗練されたストロークに従来の書体より懐を広げたことで、はっきりとした構造で優れた視認性を有し、HMI(ヒューマンマシンインタフェース)においても紙のような読み心地を持たせている。

このたび提供された金剛黒体「OpenType Pro1-6版」および「OpenType Pro1-6N版」では、先行リリースされた金剛黒体「OpenType Standard N版」の9,498文字を大きく上回る、「Adobe-Jppan1-6」規格に準拠した23,058文字がそれぞれ収録されている。

金剛黒体組見本

金剛黒体組見本

また、Pro6版はJIS90に対応した字形、Pro6NはJIS2004に対応した字形となっている。豊富な文字数を収録したプロユース向けの「金剛黒体 Pro版」は、Ultralight、Thin、Light、Regular、Medium、Semiboldの6つのウェイト(太さ)のバリエーションと快適な読み心地を追求したストロークという特長を最も活かせるフォントとして、デジタルデバイスから印刷物まで幅広い場面にてご使用いただけるフォントに仕上がっている。

なお、同フォントをインストールするには、現行のオンラインインストーラを起動すると更新ウィンドウが表示され、更新すると金剛黒体OpenType Pro-6版および金剛黒体OpenType Pro-6N版のインストールが可能となる。