United States Computer Emergency Readiness Team (US-CERT)は2017年12月6日(米国時間)、「Apple Releases Security Updates|US-CERT」において、、iOS、macOS、tvOS、watchOSなど複数のAppleプロダクトに脆弱性が存在すると伝えた。この脆弱性を悪用されると、遠隔から攻撃者によって影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性があるとされている。
US-CERTはユーザーや管理者に対して、次のセキュリティ情報をチェックするとともに、必要に応じてアップデートを実施するように呼びかけている。
- About the security content of iOS 11.2
- About the security content of macOS High Sierra 10.13.2, Security Update 2017-002 Sierra, and Security Update 2017-005 El Capitan
- About the security content of tvOS 11.2
- About the security content of watchOS 4.2
すでにこれら脆弱性を修正するためのアップデートがAppleから提供開始されている。該当するプロダクトを利用している場合は迅速にアップデートを適用することが望まれる。