富士ゼロックスは12月6日、規程・業務マニュアル作成管理支援システムを機能強化するとともに、過去の資産文書の移行機能を追加することで費用対効果を向上させた規程・業務マニュアル作成管理システム「Apeos PEMaster Manual Weaver 2.4」を販売開始したことを発表した。
同システムは、規程・マニュアル類の作成編集・管理面について、文書を構造化・部品化して扱うことにより文書をブロック単位で改訂・履歴管理し、新旧差分表生成、共同編集機能などで編集作業を支援し、文書閲覧面については、柔軟な検索機能やモバイルを含む多様な媒体からの閲覧機能により、事務規程などをスムーズに参照できる。
今回のバージョンアップでは、Wordで作成した過去の文書からの移行・取り込み機能を追加し、また、改訂・編集作業面では、マニュアル階層の柔軟な入れ替え機能や、部品化した文書の入力を効率化するためのショートカット・テンプレート登録機能、同義語検索で修正漏れを防ぐ辞書登録などを追加した。
閲覧面では、タイトル部分だけを対象にした検索で絞り込みを容易にして使い勝手を改善させており、これらの新機能により、作業効率をさらに向上させるとともに、文書初期登録、ファイル変換などの移行コストを大幅に削減できるとしている。
価格(税別)は、「Apeos PEMaster Manual Weaver 2.4」が300万円、「Apeos PEMaster Manual Weaver 2.4 検索閲覧 サーバーオプションライセンス」が100万円、「Apeos PEMaster Manual Weaver 2.4 10クライアントアクセスライセンス」が10万円、「設計・構築支援サービス」が別途見積もりとなっている。