LINEは12月4日、コミュニケーションアプリ「LINE」の新たな広告メニューとして「スポンサードエフェクト」の提供を開始したと発表した。

「スポンサードエフェクト」の利用イメージ

「スポンサードエフェクト」は、ユーザーの顔や表情を認識しコミュニケーションを行える「LINE」のビデオ通話、トークルームカメラにおけるエフェクト機能を活用した、新たな広告メニューで、ユーザーは「LINE」内の「ビデオ通話」「チャットライブ」「カスタムカメラ」の各機能で、エフェクトを横断的に利用することができる。

LINEによれば、「LINE」のビデオ通話機能におけるエフェクトの適用回数は月間6000万回以上、トークルームカメラはデイリーで800万回以上起動されているという。同社では、「スポンサードエフェクト」を通じ、7100万人超の「LINE」ユーザーに向け、より自然な形で自社ブランドの世界観や企業キャラクター、ロゴや商材を露出することが可能になり、ブランディングや認知度のさらなる向上を実現できるとしている。

スポンサードエフェクトでは、LINEが保有する354万人のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を活用することで、ユーザーへの意識調査による広告効果測定(ブランドリフト調査)を実施することができるという。また、別途オプションで、公式アカウントに友だち登録し、かつエフェクトを利用しているユーザーと、そうでないユーザーでのブランドリフトの比較も可能だという。