トッパンフォームズは12月4日、「送り状」「納品明細」「作業指示書」など、現場での即時大量印刷を必要とする帳票出力用データの生成・配信サービス「Print Data Transfer/プリント・データ・トランスファー」の提供を同日より開始すると発表した。
トッパンフォームズとNECが共同開発した「プリント・データ・トランスファー」は、トッパンフォームズの「帳票生成基盤」で生成したプリントデータを、NECのクラウド基盤サービスにより構築した「統合印刷管理」クラウドにスプールし、利用者の拠点プリンターでの即時印刷を可能にする。
また、同サービスでは、利用者の既設印刷機器にクラウド経由でオンデマンド印刷することが可能で、Web画面操作により、利用者側で印刷完了確認等の運用管理機能を利用することができる。
同社ではこれにより、プリントデータ生成・配信のアウトソーシングが可能となり、企業の帳票出力に関わるコストと労力を最適化することができるとしている。