NTTデータは12月4日、2018年度から2020年度にかけて、町田市内の全公立小中学校(計62校)に対し、教職員向けシンクライアント環境の提供を行うと発表した。
2017年度は町田市内のICTモデル校2校(小山ヶ丘小学校、堺中学校)に展開し、2018年度から2020年度にかけて町田市内の全公立小中学校に順次展開していく予定。児童生徒および教職員用のタブレットは合計約4,500台を段階的に配備し、シンクライアント環境は町田市の全教職員約2,000人分の接続環境を整備する。
これらは、シンクライアント環境、ChromebookおよびドコモのLTE回線を組み合わせ提供するもの。
町田市では、2020年度からプログラミング教育が小学校で必修化されるなど、教育分野のICT化に向け、タブレットなどのICT機器を活用した効果的な授業の推進および教職員の校務負担の軽減を目標に、ICT機器の整備を重点事業として取り組んでいる。
シンクライアント環境、ChromebookおよびLTE回線環境を利用することで、校外学習など場所を問わない自由な授業スタイルや、セキュリティが確保された校務環境の整備と教職員の柔軟な働き方を実現するという。