あいおいニッセイ同和損害保険、大日本印刷(DNP)、インテリジェント ウェイブ(IWI)の3社は12月4日、損害保険の損害認定業務においてAIを活用する共同研究を11月7日から開始したことを発表した。

3社は従来は人による判断をベースにしていた損害保険の損害認定に対し、AIによる調査分析を加えることで、損害認定業務の高度化・効率化の効果を検証。業務フロー、および損害認定に関わる各種情報(契約情報・事故情報・損害情報・調査情報など)を分析・統合し、AIを活用した損害認定業務を実現するナレッジモデルの構築について研究する。

  • 共同研究のイメージ

    共同研究のイメージ

まず初期調査として、損害保険会社が個別に保有する事故情報や損害情報などについて、内容や特性を整理・分析し、アナログデータのデジタル化手法を検討した上で、AIを実運用する際の有用性について検証する。