IDT、同社の高性能センサ製品ポートフォリオに、相対湿度(RH)センサIC製品ファミリ「IDT HS300xファミリ」を追加したことを発表した。

同ファミリは、±1.5%のRH精度、6秒の応答時間(20~80%のRH範囲/静止空気/エアフローなしの状態で評価)を特徴としており、安定した測定に対する応答時間を短くしたことで、電力消費量の低減を図ることを可能としたという。

また、SiCによる構造と独自の設計手法を採用することで、0.1% RH/年の長期安定性を実現したことから、使用寿命の延命が可能となり、有効原価の低減も可能としたという。

なお、同ファミリは「HS3001」、「HS3002」、「HS3003」、「HS3004」の4種類のデバイスで構成され、RH測定精度はそれぞれ±1.5%、±1.8%、±2.8%、±3.8%となっており、いずれも3.0mm×2.4mm×0.8 mmのLGAパッケージですでに入手可能な状態となっている。

  • IDTの相対湿度(RH)センサIC「IDT HS300xファミリ」

    IDTの相対湿度(RH)センサIC「IDT HS300xファミリ」