日経BPコンサルティングは11月29日、「大学ブランド・イメージ調査 (2017-2018)」の報告書を発売した(調査は2017年8月実施)。同調査は、全国9地域455大学について、各大学の認知やイメージなどを尋ねたもの。
近畿地方の主要大学66校における「大学ブランド力」第1位は、93.3ポイントを獲得した京都大学となった。これに、大阪大学(72.2ポイント)、第3位には同志社大学(71.8ポイント)が続く。
前回と比べ、大学ブランド力上昇の第1位は京都大学で3.1ポイント伸ばした。これに、同志社女子大学(2.1ポイント)、神戸市外国語大学(2.0ポイント)が続く。
大学ブランド力、上昇ランキングともに第1位を獲得した京都大学は、49項目のイメージにおいて、29項目で第1位を獲得したという(前回調査:2016年8月は24項目)。
また、49項目のイメージを因子分析によって、関連性の高いイメージ群を6つの因子にグループ分けたところ、「グローバル」のトップは、関西外国語大学となった。グローバル因子は3つのイメージ項目で構成されているが、関西外国語大学は、その3項目において66校中第1位を獲得したことに加え、「コミュニケーション能力が高い」でも第1位を獲得した。