日経BPコンサルティングは11月29日、「大学ブランド・イメージ調査 (2017-2018)」の報告書を発売した(調査は2017年8月実施)。同調査は、全国9地域455大学について、各大学の認知やイメージなどを尋ねたもの。
120校対象の首都圏編では、ブランド力第1位は88.6ポイントを獲得した東京大学となった。これに、慶應義塾大学(82.4ポイント)、早稲田大学(81.0ポイント)が続く。
前回からのブランド力上昇第1位は、東京学芸大学で3.1ポイント伸ばした。これに、二松學舍大学(2.7ポイント増)、第3位が帝京大学(2.5ポイント増)が続く。
イメージ「いま注目されている、旬である」の第1位は国際基督教大学で、前回の2016年8月調査から倍以上の割合を獲得したという。その要因について、同大学を卒業した秋篠宮家の長女・眞子さまのご婚約内定、在学中の次女・佳子さまの短期留学など、ゆかりのある方々の話題が続いたことが挙げられている。
また、49項目のイメージを因子分析によって、関連性の高いイメージ群を6つの因子にグループ分けたところ、「グローバル」のトップは、上智大学となった。同大は、同因子を構成する3つのイメージ項目すべてで首都圏編120大学中第1位を獲得したという。