流通向けソリューションおよびPOSレジ・POSシステムの開発を行うビジコムは11月28日、bitFlyerと連携し、Windows POSレジ「BCPOS」での仮想通貨Bitcoin(ビットコイン)決済サービスを開始したことを発表した。

同連携により、ビジコムが提供するPOSレジ「BCPOS」でのビットコイン決済を可能になる。会計時の精算方法で[bitcoin]を選択すると、ビットコイン決済用のQRコードを顧客方向に向いているカスタマディスプレイに表示。スマートフォンのビットコインアプリ「bitFlyerウォレット」で顧客がQRコードを読むと、決済金額に対応したビットコインでの決済が完了するという仕組みだ。店舗側への入金は、ビットコインではなく、日本円で入金される。

  • BCPOS利用イメージ

専用ハードウェアが不要で、POSレジだけで精算から決済まで完了するため、中小規模の店舗でも手軽にビットコイン決済を導入が可能だという。

導入は、BCPOSを導入している店舗が専用サイトからbitFly Bitcoinアカウントを開設した後、ビジコムがPOS連携設定を行うことで完了する。アカウント開設申込から連携完了まで約10日程度。連携完了後は、これまで通りのPOSレジ精算に加えて、「Bitcoin」を選択することでビットコイン決済を行うことができるようになる。