シュナイダーエレクトリックは、プログラマブル表示器のリーディングブランド「Pro-face」から、画面作成ソフトウェア「BLUE」を12月中旬より販売を開始することを発表した。
製造現場では、多様化する顧客ニーズやグローバル化への対応にともない、高度化する装置やビッグデータの取り扱いに対し、視認性が高くより簡単にIoT化できる装置へのニーズが高まっている。
今回、シュナイダーエレクトリックが販売を開始する「BLUE」は、直感的なHMI(プログラマブル表示器)操作により、生産現場の必要な情報に誰もが迅速にアクセスできるようになる画面作成ソフトウェア。
同ソフトウェアをHMIに搭載することで、装置の操作性が向上し、スピーディな対応が求められるようなシーンでも的確な操作が可能になる。
その視認性や操作性の高い表示は、復旧時間の短縮、段取り替え時間の短縮にもなり、現場の生産性向上を実現するほか、美しいグラフィックやフォントにより、視認性に加え高級感のある装置へと演出する。さらに、OPCUAにも対応し、「BLUE」搭載のHMIがOPCUA対応の様々なソフトウェアと連動する。
これにより、国籍、年齢、性別を問わず装置の操作性を向上でき、食品加工機、包装機など操作頻度の高い装置にも最適となっている。
なお、「BLUE」は、11月29日~12月1日、東京ビッグサイトにて開催されるオートメーションの先端技術総合展「システムコントロールフェア2017」に出展され、同社の展示ブース(ブース:4-89)にて体験できるということだ。