西武グループの不動産事業会社である西武プロパティーズは11月20日、同社が開発・運営を行う駅ナカ商業施設「エミオ石神井公園」において、2017年11月25日からBeaconを活用した実証実験を開始すると発表した。

具体的には、スマートフォン用アプリ「エミオ石神井公園情報アプリ」がインストールされた端末と沿線に設置されたBeaconが連動し、提案型の情報発信を行う。例えば、利用者の嗜好、来店履歴やアプリ利用状況などの情報をビッグデータとして活用し、利用者に効果的な店舗情報および、クーポンを配信して来店を促す。

提案型配信サービスイメージ

また、実証実験では情報の内容や時間帯などを変えてさまざまなパターンの情報を配信し、効果的なパターンを分析することで利用者にとって必要な情報を自動で届けるサービスの構築を目指す。

なお、実証実験では、IoTパートナーであるテックファームが、サービス・企画検討からシステム開発・分析を支援する。

実証実験の実施期間は2017年11月25日~2018年3月末日を予定。