11月15日(米国時間)、「WordPress 4.9 Released with Major Improvements to Customizer Workflow, Updated Code Editors, and New Core Gallery Widget|WordPress Tavern」において、WordPressの最新版となる「WordPress 4.9」の公開が伝えられた。
WordPress 4.9ではカスタマイザにおけるライブプレビュー機能が拡張されており、これまでは変更を反映するためには一旦変更を保存するか破棄する必要があったが、今回のバージョンからは設定に合わせてライブプレビューに反映できるようになっている。
WordPressは世界中で最も多く使われているCMS。特にCMSを使い始めるビギナー層から上級者まで幅広く利用されていると言われている。今回のバージョンは、これまでにユーザーから寄せられていた要望を反映したインクリメントなバージョンになっており、大幅な変更はないが細かな部分の扱いが向上している。
例えば、WordPress 4.9ではCodeMirrorライブラリが取り込まれており、ビルトインの複数のエディターにシンタックスハイライト、リンティング、自動補完機能などが追加されている。これら機能はユーザーから長らく要望されていたもので、テーマエディターやプラグインエディターでも利用できるようになっている。また、追加された機能の中には問題を引き起こすと見られる編集が行われた場合、それをユーザーに忠告する機能も追加されている。