パナソニックは11月16日、ホテル/旅館や観光施設、公共交通機関など外国人が訪れる法人向けにタブレット型多言語音声翻訳サービス「対面ホンヤク」の提供を2017年11月17日から開始することを発表した。

対面ホンヤク端末

対面ホンヤクは、話した日本語を英語、中国語(簡体/繁体)、韓国語、タイ語に翻訳、またその逆の翻訳を行い、音声で再生するとともにタブレットの画面に翻訳結果のテキストを表示するサービス。さまざまな場所や場面で多言語による双方向の音声コミュニケーションを可能にする。

利用画面イメージ

また、定型文翻訳では、さまざまな施設でよく使われるフレーズを約200文章が登録されており、定型文を一覧から選ぶだけで簡単に外国語でのご案内が可能。それぞれの施設で頻繁に使用するフレーズを「マイフレーズ」として登録することもできる。

さらに、画像を使った説明が必要な場合には、表示させたい画像の単語を話すだけで簡単に画像の一覧を表示することも可能だ。言葉だけでは説明が難しい場合にスムーズなコミュニケーションをサポートする。

提供価格はオープン価格で、端末価格とは別に月額サービス料が必要。対応言語は順次拡大する予定だ。