新潟県新潟市の第四銀行とRPAテクノロジーズは10日、生産性の向上を目指し同社のRPAの導入を行うことを発表した。
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業務で行う操作を自動化するRobotic Process Automation(RPA)。デジタル化が進んだ現代社会の業務には驚くほど自動化できる範囲がある。経費精算、売上集計やWeb解析やログ収集などはもちろん、AIやクラウドなど先端技術と連動することでRPAは進化を続けている。
RPAは従来、企業が培ってきた工夫や作業をも自動化するもの。成果は大きいがフローの検証や品質の維持など導入には検証が必要になる。ましてや信用が何より重要な金融機関では、注意を払った導入が求められる。第四銀行とRPAテクノロジーズは、今年の4月から行内の定型的な業務を対象に検証を進めており、対象業務の自動化や処理時間短縮効果が認められたとし、11月からのRPAテクノロジーズの「BizRobo!」正式導入を発表。開発は第四銀行のグループ企業でコンピュータ関連業務を行う第四コンピューターサービスが行う。
同行は11月1日には、県内におけるビジネスの創業から持続的成長に至るまでを一貫してサポートする「ニュービジネス・ワンストップサポートプログラム」を発表、新潟県経済のさらなる活性化への寄与を目的に掲げている。