ハウステンボスは11月9日、同社が運営する「変なホテル ハウステンボス」において、宙に浮かぶ画面に触れてチェックイン可能な「AIplay 空中操作ディスプレイ」をフロントに導入したと発表した。同ディスプレイは、11月1日より運用が開始されている。

同ホテルではこれまで、宿泊客はロボットの誘導の下、タッチパネルで予約情報の照会を行い、チェックイン手続きを完了していた。

今回、空中操作ディスプレイの導入により、宿泊客がカウンター正面に立つとスクリーンが浮かび上がり、チェックインの手続きが行えるようになった。

「AIplay 空中操作ディスプレイ」を操作している様子

AIplay 空中操作ディスプレイは、アスカネットと新光商事が開発したもの。空中結像を可能にするエアリアルイメージングプレート(AIプレート)にディスプレイの光を透過させ、その映像を空中に再結像し、浮かび上がった画像を操作が可能。

タッチパネルのようにい空中ボタンによる操作が可能で、センサーカメラとソフトウェアが動きを感知してい、空中に浮いた映像のボタンを操作できる。ボタンを操作した際は、音も出るという。

正面からの視角に限られているため、セキュリティ面も強化されているとしている。