クオリティソフトとテラドローンは11月7日、クオリティソフトが運営するネットショップ「DBC SKYWORKS」でテラドローンが開発・販売を行うドローン専用画像処理ソフトウェア「Terra Mapper Desktop」の販売と、クオリティソフトのJUIDA認定スクール「ドローンビジネスカレッジ(DBC)」の全校で同ソフトウェアの講習を開始した。
Terra Mapper Desktopはドローンの自動航行、画像処理、三次元画像解析を、従来は複数のソフトが必要であった作業フローを1つのソフト上で行うことができる。同ソフトウェアを活用することで、ドローンをより身近かつ低コストで精密な対象物の2D/3Dデータの取得を可能としている。
さらに、ノートPCで飛行からデータ処理・解析、アウトプットと共有まで一貫して処理ができ、他社ソフトウェアと比べ、同ソフトウェアでは5分の1までコストカットができるという。加えて、デザインがわかりやすく操作が簡単であり、高負荷な解析機能に対応し、高度な点群処理により現場で使える情報の作成を可能としている。
テラドローンは、8月下旬にドローンで簡単に素早く現況の地形データを把握するための専用のサービスTerra Mapperの販売を開始してから、ドローンの飛行トレーニングや測量・施工管理のために使用されるソフトウェアの講義を行っているスクールから、Terra Mapperの使用方法などの講習依頼が増加しているという。
Terra Mapper Desktopは測量に特化したソフトウェアであることから、建設現場における生産性向上を目標に調査・測量から設計、施工、検査、維持管理・更新までのプロセスにおいてICT技術を活用するi-Construction対応の測量コースや、赤外線カメラによる太陽光パネルの点検のドローン飛行トレーニングを手がけるDBCで講習を開始する。