OKIは11月6日、金融機関向けに、事務集中センターの運営効率を大幅に改善する統合運営管理ソリューション「Opt-AI」を販売開始したことを発表した。
今回販売を開始する「Opt-AI」では、各種業務の取扱データ量、オペレーターの業務スキルなどの過去に蓄積した実績データや、各種業務フロー、オペレーターの出勤予定、業務ごとの時限性情報などの運用ルールデータをAI・アナリティクス技術により自動で解析する。
これにより、日毎のオペレーター過不足の算定とそれに伴う複雑な配置表(スケジュール表)作成が自動で行われ、運用管理者の負担を軽減することが可能。また、オペレーターの過不足状況を見える化し、出勤日の再調整後の配置表の再作成も自動で行う。
同社では、手空き時間の少ない事務集中センター運営が可能となり、約30%の運営効率の向上が実現できるとしている。
また、同商品は、突発的な例外事象が発生した場合にも対応しており、特別な事由により業務量が変化した場合は、リアルタイムに対象業務に必要な応援オペレーター数を算定し、自動選定した応援候補オペレーターの再配置を行うことができる。