複数のテック系ニュースサイトが、Microsoftが先日プレゼンテーションに中にMicrosoft Edgeがで利用できなくなり、その場でGoogle Chromeをダウンロードしてプレゼンテーションの続きを行ったという"珍事件"を紹介した。発表の模様は「Migrating your applications, data, and workloads to Microsoft Azure - BRK2233」において動画で確認できる。本稿執筆時点で再生回数100万回を超えている。
プレゼンテーションのテーマはMicrosoft Azureへアプリケーションなどを移行させるといったもので、Webブラウザは操作するための中心的な位置づけとして利用されている。同社はAzureを戦略的にも重要なサービスと位置づけ、さまざまな取り組みを進めている。
Microsoftは新たに設計して開発を進めてきたMicrosoft EdgeをMicrosoft Internet Explorerの後継と位置づけており、Internet ExplorerからEdgeに移行するようにユーザーに求めている。
Edgeは標準規約に準拠している割合が高くて実行速度も高速、これまで同社が開発してきたWebブラウザの中でも特に優れたプロダクトとなっている。しかし、Microsoft EdgeはGoogle Chromeや、最近ではFirefoxに人気を奪われており、同社が考えているように普及は広まっていない。