富士通は11月6日、オールフラッシュアレイの第2世代に当たる「FUJITSU Storage ETERNUS AF」シリーズ2機種と、ハイブリッドストレージシステム「FUJITSU Storage ETERNUS DX」シリーズのミッドレンジモデル2機種を販売開始すると発表した。

新機種は、装置全体のデータ処理を最適化する独自技術によりCPU利用効率を大幅に向上させたほか、従来比最大4倍のメモリを搭載でき、2倍の帯域幅となる毎秒32ギガビットのファイバーチャネルインタフェースも新規にサポート。これにより、従来比約30%のデータ処理性能の向上を実現するとしている。

加えて、新機種では、既存のストレージシステムからデータを移行する際、業務システムを停止させることなく移行できる無停止ストレージマイグレーション機能を搭載することで、サービスを継続したままストレージの切り替えを実現する。

「ETERNUS AF」シリーズから発売されるのは、「FUJITSU Storage ETERNUS AF250 S2」と「FUJITSU Storage ETERNUS AF650 S2」。

「FUJITSU Storage ETERNUS AF250 S2」のシステムメモリは64GB、ドライブ数は2本から48本、最大物理容量は737TB。販売価格は323万2000円から(税別)。

「FUJITSU Storage ETERNUS AF650 S2」のシステムメモリは512GB、ドライブ数は2本から192本、最大物理容量は2949TB。販売価格は1927万6000円から(税別)。

「FUJITSU Storage ETERNUS AF250 S2」

「FUJITSU Storage ETERNUS AF650 S2」

「FUJITSU Storage ETERNUS DX」シリーズから発売されるのは、「FUJITSU Storage ETERNUS DX500 S4」と「FUJITSU Storage ETERNUS DX600 S4」。

「FUJITSU Storage ETERNUS DX500 S4」のシステムメモリは最大256GB、ドライブ数は2本から528本、最大物理容量は5280TB。販売価格は882万4000円から(税別)。

「FUJITSU Storage ETERNUS DX600 S4」のシステムメモリは最大512GB、ドライブ数は2本から1056本、最大物理容量は10560TB。販売価格は1251万1000円から(税別)。