富士通と米NetAppは11月3日、仮想環境の導入と運用をシンプルに実現できる垂直統合型プラットフォーム「NFLEX」を共同で開発したと発表した。2018年前半より、欧州、中東、アフリカ地域から販売が開始される。
同製品は、富士通のマルチノードサーバ「FUJITSU Server PRIMERGY CX400 M4」、インフラ機器統合管理ソフトウェア「FUJITSU Software ServerView Infrastructure Manager」、NetAppのオールフラッシュストレージ「NetApp AFF A」シリーズもしくはハイブリッドストレージ「NetApp FAS」シリーズと、NetAppのデータ管理ソフトウェア「NetApp Data ONTAP」を組み合わせて提供するもの。
同製品は、両社が工場において各ハードウェアを1つのラックに搭載し、ソフトウェアのインストール、事前動作検証を行った上で出荷する。そのため、導入後に不具合が発生するリスクを最小化し、仮想環境の導入、運用の効率を向上するとしている。
「FUJITSU Software Enterprise Service Catalog Manager」および「NetApp Data Fabric」と組み合わせることで、ハイブリッドクラウドにも迅速に対応することができる。