安川電機は、機械学習コンサルティング、データ解析サービスの提供、AIプラットフォーム構築、そして新規アルゴリズム開発を行うベンチャー企業であるクロスコンパスと資本提携したことを発表した。

昨今の製造業においては、人手不足の解消をはじめ高い生産効率や品質維持、止まらないラインへのニーズが高まっており、製造機器や産業用ロボットの知能化・故障予知、検査工程の効率化に高い期待が寄せられている。

今回の資本提携は、こうした状況の中、製造業向けのAIソリューションで実績をもつクロスコンパスと、「i3-Mechatronics」を提唱し、新たな産業自動化革命の実現に取り組む安川電機との思いが合致したことで実現したもの。

なお、クロスコンパスは、人工知能に特化したベンチャー企業として2015年に設立された企業。2017年6月には、AIモジュールを簡単に生成し現場で活用できるプラットフォーム「Manufacturing-IX(M-IX)」の開発を完了している。