NTTドコモは11月2日、同社が2020年の商用サービスの提供を予定している第5世代移動通信方式(5G)と、ソニーが開発したニューコンセプトカートを活用して、実証実験を行うことに合意したと発表した。
ニューコンセプトカートは、ソニーがAI×ロボティクスの取り組みの一環として開発したカート車両。人の視覚能力を越えるイメージセンサーを車両前後左右に搭載して周囲の環境を把握できることに加え、高解像度4Kディスプレイを搭載する。
実証実験は、ドコモが構築する「5Gトライアルサイト」において、5Gの特徴である低遅延、大容量、高速性を生かし、カート付近にいる通行人に向けて高画質な映像を、カートに搭載された高精細な4Kディスプレイに表示させるもの。5Gの伝送速度の確認、映像品質を評価する。