ソフトバンクは11月1日、SBクラウドと協力し、中国に拠点を持つ企業を対象に、アリババグループのECサービスを支えるクラウドサービス「Alibaba Cloud」の提供を開始すると発表した。
あわせて、高速で安定したクラウド間の通信を実現するAlibaba Cloud専用の接続サービス「Express Connect」も併せて提供する。
Alibaba Cloudは、複数のデータセンターを有する提供エリアが中国本土に7カ所、全世界に15カ所ある。日本国内では2016年12月からSBクラウドがAlibaba Cloudの日本国内データセンター運用やサービスのローカライズ、日本語サポートの提供を開始している。
ソフトバンクはAlibaba Cloudの各種仮想サーバサービスとExpress Connectのほか、今後は閉域網からAlibaba Cloudに直接ネットワークが接続できる「ダイレクトアクセス」を提供する。
これにより、顧客の社内とAlibaba Cloud間のデータ送受信が、専用のネットワーク接続を経由して容易になるという。