古野電気は、商用車テレマティクスや車載IoTで正確な自車位置検出を必要とされるユーザーに向けたユニット端末として、スマートGPS「型式:PT-G1」を開発したことを発表した。
同製品は、2013年発売のマルチGNSS受信チップeRideOPUS 7を内蔵する自律航法マルチGNSSモジュール「型式:GV-87」をベースに開発したソリューション支援型の測位ユニット。業務用に活用されるタブレット端末に接続するだけで、カーナビゲーションシステムなどに採用されているマルチGNSS受信モジュールの位置測位性能を提供する。
なお古野電気は、同製品が日本ユニシスが提供する「クラウド型タクシー配車システム smartaxi」の位置センサとして採用されたことを踏まえて、今後さらにタクシーをはじめとする業務用車両でのタブレット端末活用の拡大に応じたさまざまな位置測位ソリューションを支援するビジネスを展開していく考えだ。