AMDは、プレミアム2 in 1やコンバーチブル、超薄型ノートブックコンピュータなどに向け、「Radeon Vegaグラフィックス」を搭載したモバイルプロセッサ(APU)「AMD Ryzen Mobile」(開発コード名:Raven Ridge)を発表した。
今回発表されたのは「Ryzen 7 2700U」、「Ryzen 5 2500U」の2製品。いずれも「Zen」x86コア・アーキテクチャ(「AMD SenseMIテクノロジー」プロセッサ・レベルのインテリジェンスを搭載)にRadeon「Vega」グラフィックスを搭載しつつ、15WからのTDP(Thermal Design Power)としている。
最大4コア8スレッドで構成されており、従来のAMDモバイルプロセッサ世代と比較して、最大3倍のCPUパフォーマンス、および最大2.3倍のGPUパフォーマンスを実現しつつ、 消費電力を最大58%削減することができるという。
また、新たに1つから多数のCPUコアを使用したワークロードでプロセッサ性能を加速させる「Precision Boost 2」テクノロジーなども搭載されているという。