早稲田大学は、2017年度よりAI・IoT・ビッグデータの技術を組み合わせたスマートシステム&サービスに基づくイノベーション人材育成のため、全国的な社会人学び直し事業「スマートエスイー」をWASEDA NEO(東京都中央区・コレド日本橋)を拠点に開始すると発表した。
WASEDA NEOは、社会人の学び直しにおいて、大学内の人的知的資源に限定せず、広く社会と連携し、他大学や研究機関、企業等とともに協働しつつすすめていくためのプラットフォームで、今年の7月より立ち上げている。
「スマートエスイー」その一環で、理工学術院総合研究所 最先端ICT基盤研究所・教授 鷲崎弘宜氏を中心としたグループが、超スマート時代を国際的にリードするイノベーティブ人材を育成するAI・IoTの分野のビジネススクールとして新たな社会人学び直しプログラムの構想を取りまとめ、WASEDA NEOにIoTルーム等を整備し、2018年度より提供する。
「スマートエスイー」では、13大学、21組織(会員企業5000社超)との大規模な産学連携ネットワークにより、事業費(文部科学省補助金および事業収益)4億円を投じ、超スマート社会の実現に必要なAI・IoT・ビッグデータ分野の体系的な学び、徹底的なケーススタディを通じた実践力と領域を超えた組み合わせ、仮説検証やデザイン思考を通じた技術とビジネスの接続によりイノベーションを国際的にリードできる人材を4年間で3000名育成する。