Q-Successは10月24日(ドイツ時間)、「96.3% of LiteSpeed servers support HTTP/2, 38.4% of Nginx servers, 4.0% of Apache servers, 0.9% of Microsoft-IIS servers.」において、LiteSpeedサーバの96.3%がHTTP/2をサポートしていると伝えた。HTTP/2をサポートしている割合はほかの主要WebブラウザではNginxが38.4%、Apacheが4.0%、Microsoft IISが0.9%とされている。Webサイト全体でのHTTP/2のサポート率は18.2%とされており、Nginxが牽引する形になっている。
Netcraftの報告によれば、2017年9月におけるWebサーバのシェアはMicrosoft IISが51.39%で最も多く、これにApacheの18.23%、Nginxの15.59%が続いている。LiteSpeedはHTTP/2の適用率が高いといっても全体のシェアは小さい値にとどまっている。
大量のアクセスが発生するビジーなサイトほどNginxやLiteSpeedを採用する傾向が続いており、NginxやLiteSpeedでHTTP/2のサポート率が高い理由もそうした高速性に関連しているものと見られる。一方、Microsoft IISはそれほどアクセスが発生しないサイトで使われることが多く、HTTP/2のサポート需要も低いものと見られる。