店舗の集客支援を展開するエビソルは10月26日、同社のクラウド型予約・顧客台帳システム「ebica予約台帳」と東芝テックのPOSシステム「FScompass」を連携させ、飲食店に対してリアルタイム空席管理機能等を含む新しいソリューションの提供を開始したことを発表した。

連携によって利用できるようになる機能

今回の連携によって利用できるようになるメインの機能は「リアルタイム空席管理」と「喫食情報・会計金額の連携」の2つ。

「リアルタイム空席管理」では、通常通りハンディにファーストオーダーを入力することで着席情報がebicaに自動登録され、会計作業が行われるとebica上の席が自動的に空席に切り替わる。これにより、飲食店では今どの席が空いているのか正確に管理・把握することができ、各グルメサイトに現在の正確な空席在庫を自動的に公開することで"今すぐ来店"ニーズのある個人客が、ストレスなく空席の検索・予約を行えるようになる。

「喫食情報・会計金額の連携」は、オーダー伝票と予約を紐づけておき、POSでお会計をすれば自動的に喫食情報と会計金額がebica上にストックされるという機能。次回来店時に前回までの喫食情報・会計金額を参照することで、好みや予算に合わせておススメの内容を組み立てるなど、サービス品質の向上に役立てることができるという。