東京メトロは10月23日、現在一部の車両のみで提供している訪日外国人向けの車両内無料Wi-Fiサービスを、2020年夏までに東京メトロ全路線全保有車両へ導入することを目指すと発表した。

同社は2016年6月より、東京メトロ全駅で「Metro Free Wi-Fi」・「Japan Connected-free Wi-Fi」サービスを提供しているほか、同年12月から銀座線で、2017年3月に日比谷線で訪日外国人向けの車両内無料Wi-Fiサービスの導入を開始した。

2017年10月末から東西線、11月から千代田線で順次導入される。そのほかの有楽町線、副都心線、半蔵門線、南北線も2020年夏までに導入が完了する予定としている。

サービスは、利用時間が1回当たり3時間の「Metro Free Wi-Fi」「Japan Connected-free Wi-Fi」と、利用時間の制限がない「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」がある。

ステッカーが貼られている車両で同サービスを利用することができる。

左から、「Metro Free Wi-Fi」「Japan Connected-free Wi-Fi」のステッカー、「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」のステッカー