シュナイダーエレクトリックは、プログラマブル表示器ブランド「Pro-face by Schneider Electric」から、製造現場の安全な遠隔監視を実現するソフトウェア「Pro-face Connect」(プロフェイスコネクト)の提供を開始した。
「Pro-face Connect」は、導入コストを抑えつつ、セキュリティー面でも安全な遠隔監視の実現をサポートするソフトウェア。対象となるPro-faceのプログラマブル表示器を導入している場合は、ライセンスを導入し、既存のプログラマブル表示器や遠隔監視をするパソコンにコンポーネントを追加するだけで、遠隔監視が行えるようになる。
これにより、プログラマブル表示器にセキュアリモートアクセス機能が組み込まれるため、あらたにVPNルーターの設置する必要がなく、Pro-face Connectライセンスのランニングコストだけで運用できるため、設備投資のイニシャルコストを抑えることができる。
また、既存IPアドレスの変更が不要なため、ローカルネットワークの感覚のまま簡単に使い始められることが可能で、暗号化、セキュリティー認証など、安全最優先で構築された制御システムのセキュリティー基準に基づく設計のため、安心して使用できるということだ。
ライセンス形態は、Connect Pack 1~3、Connect LinkManagerライセンス、Connect SiteManager Basicライセンス、Connect SiteManager Extended 5ライセンスの6つのバリエーションが用意されている。なお、30日間無償体験版も用意される。