ネットワールドは10月23日、米KineticaとVAD(Value-Add Distributor)契約を締結し、同社と協力して「Networld AI センター」を開設することを発表した。
「Networld AI センター」は、NVIDIA GPUを搭載したサーバープラットフォーム上で、Kinetica社のデータベースソリューションのデモンストレーション、POC環境、機械学習やディープラーニングのトレーニングを提供すし、11月中に稼働開始予定。
NVIDIA GPU に対応したKineticaのGPUデータベースは、CPUをベースとした従来のデータベース管理システムと比べ、 10分の1のハードウェアのコストで、100倍以上の高速データ処理を実現するという。
また、TesorFlowなどのライブラリもプリインテグレートされており、AIとBIをデータベースと同一のプラットフォーム上で実行するため、ビッグデータ分析システム全体のパフォーマンスを最大化する。
ネットワールドは、Kineticaのソリューションを、IBM Power System S822LC for HPC(通称 Minsky)をはじめ、NVIDIA DGX-1、HPE、Cisco、DellなどのさまざまなGPU搭載サーバプラットフォームとともに、テレコム、Eコマース、製造業、IoT、金融サービスなどあらゆる分野の顧客やパートナーに提供するとしている。