Nutanixは10月18日、Clouderaの認定テクノロジープログラムを通じて、同社の「Nutanix Enterprise Cloud Platform」ソフトウェアがCloudera Enterpriseのワークロードの実行に関する認証を取得したことを発表した。すでに、Cloudera Enterpriseは、特定のNutanixプラットフォーム上での実行が認証されているという。
ビッグデータ活用のための環境を導入する際、適切なハードウェアとソフトウェアを選択することは成功の不可欠な要素となっている一方で、IT部門は企業の目標と少ない予算・リソース間で折り合いをつけることが望まれている。
今回の認証取得により、両社共通の顧客はハイパーコンバージド・ソフトウェア・プラットフォーム上でClouderaの分析ワークロードを導入・管理することで、管理の複雑性を軽減することを可能としている。
これにより、IT管理者は自社のプライベートクラウドデータセンターにおいてビッグデータの分析処理を実行できるようになり、パブリッククラウドの特徴であるシンプルな運用や拡張性を犠牲にすることなく、自社のITインフラストラクチャに柔軟性をもたらすという。
また、Clouderaのワークロードをオンプレミスで高弾力性のソフトウェアドリブンなインフラストラクチャ上で実行すること、オンデマンドで1ノードずつ拡張することが可能になる。
さらに、Clouderaのワークロードは、そのほかのワークロードと同一の共有インフラストラクチャ上で実行可能なため、IT部門は利用率の低いインフラで複数のサイロを管理することなくコストを削減できるとともに、自社の戦略的なプロジェクトに専念できるようになるとしている。