エクセルソフトは、オーストリアはウィーンに本社を構えるAltova社のXML統合開発環境「Altova XMLSpy」最新版となる「Altova XMLSpy バージョン 2018」の国内販売を16日より開始する。対応OSは、Windows 7 / 8 / 10、Windows Server 2008R2以降。機能によりエディッションは異なり「XMLSpy 2018 Professional Installed Users」1ライセンスあたりの税別価格は75,000円。上位版の「XMLSpy 2018 Enterprise Installed Users」1ライセンスあたりの税別価格は150,200円。

Altova社はプラットフォームに依存しない標準仕様のソフトウェア開発ツールの提供をミッションとして掲げる企業で、Altova XMLSpyはW3Cにより標準化されたXML関連仕様フォーマットやHTML&CSSやJSON(JavaScript Object Notation)用のエディター、スキーマデザイナーやデバッガーや、各種データベースへの接続対応など統合的な機能を提供する。

Altova XMLSpy バージョン 2018エディタ画面(体験版より)

Altova XMLSpy バージョン 2018 スキーマ画面(エクセルソフト公式サイトより)

新バージョンでは新機能として、HTTPリクエストを生成しターゲットURLに送信することでレスポンスを受け取りデータ確認が可能な「HTTP出力ウィンドウ」のほか、3つのファイルを同時に単一ビューで比較できる機能、オプションの異なるグループをツリー構造に整理したオプションダイアログ、XSLT エンジンのスピード向上など利便性を上げる機能強化も図られている。

上位版には財務情報のためのXMLベースのXBRL(eXtensible Business Reporting Language)ツールやApache Avroツール、SOAPやWSDLなどWebサービスツールのほか機能が搭載される。

新機能の「HTTP出力ウィンドウ」(同社資料より)