京セラコミュニケーションシステム(以下、KCCS)は、SigfoxパートナーであるソラコムおよびスイッチサイエンスがSigfox開発ボード「Sigfox Shield for Arduino」のインターネット販売を開始したと発表した。
同製品は、Sigfox通信モジュールと、温度、湿度、気圧、加速度、ボタンの5種類のセンサを搭載したSigfox開発ボード。電子工作分野において広く活用されているArduino Unoなどに接続し、ソフトウェアを組み込むことで、簡単にSigfoxを活用したIoTアプリケーションの評価やトライアルが可能となる。
これまで同製品はKCCSより販売されていたが、この10月からKCCSのSigfoxパートナーであるソラコム、およびスイッチサイエンスの2社でも販売される。インターネット購入が可能になったことで、より多くのユーザーにSigfoxを活用したIoTアプリケーションの開発・評価できるようになった。
なお、Sigfox Shield for Arduinoの主な仕様は、Sigfox通信モジュールがWISOL WSSFM10R ※RC3(日本国内のみ)、加速度センサがNXP MMA8451Q、温度、湿度、気圧センサがBOSCH BME280となっている。