インフォコムは、帝人が「消防機能向上への取り組み」の一環として開発した「スマート消防服」に内蔵するセンシングデバイスを、同社と共同開発したことを発表した。
同デバイスは、温度や位置情報などの通信が可能で、火災現場や消防本部などの管理システムに消防隊員のデータをリアルタイムで送信する仕組みとなっている。
内ポケットに装着されたセンシングデバイスから消防隊員のデータが管理システムに送信されたのち収集・解析され、深部体温の予測による熱中症リスク警報の発信など、消防隊員の安全管理に活用されるという。
なお、「スマート消防服」は、10月11日~13日に東京ビッグサイト(西ホール 会議棟)にて開催される、危機管理のビジネストレードショー「危機管理産業展2017」において、帝人が運営するブース(No.4A23)に展示される予定だ。