PostgreSQLグローバルデベロップメントグループは10月5日(米国時間)、「PostgreSQL: PostgreSQL 10 Released」において、PostgreSQLの最新バージョンとなる「PostgreSQL 10」の公開を伝えた。Windows、macOS、Linux(Red Hat、Debian、Ubuntu、SuSEやおよびこれらファミリーディストリビューションなど)、FreeBSD、OpenBSDなど複数のオペレーティングシステムに対応している。
PostgreSQL 10の主な注目点は次のとおり。
- ロジカルレプリケーション
- 宣言テーブルパーティショニング(Declarative Table Partitioning)
- パフォーマンスの大幅な改善
- SCRAM-SHA-256をベースとした強力なパスワード認証
- 改善されたクエリ並列性
- 改善されたモニタリング機能
- 改善されたコントロール機能
PostgreSQLグローバルデベロップメントグループは、今回のPostgreSQL 10から新しいバージョン番号スキーマに変更したと説明。今後はx.yのフォーマットでバージョン番号を付与するとしており、次のマイナーリリースは10.1、次のメジャーリリースは11といったバージョン番号になると説明している。