ノーリツ鋼機のグループ子会社である日本医療データセンター(以下、JMDC)とキヤノンマーケティングジャパン(以下、キヤノンMJ)は、「健康年齢 OCR サービス」を共同開発し、10月5日より提供を開始すると発表した。
「健康年齢 OCR サービス」は、第一生命保険が顧客の健康寿命延伸やQOL向上を目的に展開する健康増進アプリ「健康第一」において、「MY 健診アドバイス」として新たに採用された。
「MY 健診アドバイス」は、 健康診断の検査値だけではわかりにくい健康状態を、タブレット端末上に一目でわかりやすく表示するサービス。ユーザーがタブレット端末のカメラを健康診断書にかざすと、必要な項目の検査値を自動で抽出し、OCR解析を行って一覧化。 これを、JMDCが開発した統計モデルに照らし合わせ、健康状態の解析結果をすぐにタブレット端末上に表示する。
カラダの年齢「健康年齢」と「生活習慣病予備軍」、 「隠れメタボ」、「健康体」 などの9段階の「健康タイプ」、さらに健康状態に応じてわかりやすい改善の指標と健康アドバイスも表示されるため、利用者が日々 楽しみながら健康増進に取り組むことが可能としている。
JMDCは、 160万人の健診データやレセプトデータを基に解析し開発された統計モデルにより、カラダの年齢を表す独自の健康指標「健康年齢」を活用。さらに、このデータを解析することで、自身の健康状態にあった健康アドバイス 健康タイプを判定する仕組みも提供している。
一方、 キヤノンMJ は、これまで培ってきた非定型OCRの技術を活用し、 タブレット端末のカメラをかざすだけでさまざまな様式の健康診断書から検査値を抽出し解析する機能と、データ連携をしてタブレット端末上に表示させるシステムを構築した。