ソフトバンクと、ビッグデータやコグニティブ・コンピューティング、AIによる予測分析サービスを提供するFindability Sciencesは10月5日、今後さらに成長が見込まれるAI分野の日本市場における戦略強化のため、両社の合弁会社であるFindability Sciencesを設立したことを発表した。またこれに先立ち、2017年7月に、ソフトバンクがFindability Sciencesの第三者割当増資を引き受け、同社に約740万米ドルを出資した。
Findability Sciencesの主力サービスである「Findability Platform」は、各種ビッグデータを基にした予測分析を行い、顧客の課題解決を図るプラットフォームサービス。
独自の大容量構造データ解析技術とコグニティブ・コンピューティングを活用した非構造化データ解析技術、さらにFindability Sciencesの投資先である自動予測ソフトウエア開発企業Soft10のAI搭載予測モデリングソフトウェア「Dr. Mo」の高精度な予測技術を用い、データ・インサイトや予測などの詳細な情報を顧客に提供する。
顧客は、これらの予測分析を基に、マーケティングやコスト・品質管理、人材マッチング、リスク管理などさまざまな場面で、事業に係わる意思決定を行うことができるとしている。