さくらインターネットは10月5日、高等専門学校向けにIT教育支援の取り組みを開始したと発表した。今回、新たな教育支援の取り組みとして、IT教育に注力している高等専門学校向けに同社のIaaS型クラウドサービス「さくらのクラウド」、IoTプラットフォームサービス「sakura.io」など、IoTサービス開発のためのインフラを提供する。
同社では、高度IT人材の発掘が社会全体の課題となっている中で、将来のIT人材創出に向けて北海道石狩市の全小学校へのプログラミング教育出前授業や、子ども向けの電子工作とプログラミング教室を主催・運営する非営利団体「Kids Venture」の設立など学校教育の場への支援を行っている。
同社では、福井工業高等専門学校(福井県)と木更津工業高等専門学校(千葉県)の2校を皮切りに取り組みを普及させ、各校の授業や研究・開発に加え、学生の自由な発想のもと、ロボットコンテストへの参加や時代に則した技術の習得の基盤になることを期待しているという。