ジャストシステムは10月4日、「人工知能(AI)& ロボット 月次定点調査(2017年8月度)」の結果を公表した。
同調査は、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp」において、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して2017年8月30日~9月3日の間に実施したもの。対象者は、15歳~69歳の男女1,100名となる。
集計データとしてまとめた全77ページの調査結果レポートは、「Marketing Research Camp」の自主調査レポートページより無料でダウンロード可能だ。
同調査ではまず、市役所職員が行っている業務は、将来、AIやロボットに置きかわると思うかを聞いたところ、12.1%が「すべての仕事が置きかわると思う」、53.4%が「一部の仕事は置きかわると思う」と回答。
合計で65.5%の人が、市役所職員の仕事は将来的にAIやロボットに置きかわると考えていることが分かった。
また、アナウンサー・ナレーターの仕事については、41.7%の人が将来AIやロボットに「置きかわって欲しい」と答えた。スタントマンについても45.0%が「置きかわって欲しい」と回答した。
次に、AIを活用した家電について、「ぜひ購入したい」と考えている人は14.6%、「興味があり、購入を検討したい」人は31.4%で、合計で46.0%の人に興味があり、購入意欲があることが明らかとなった。
一方、「興味はあるが、購入したいとは思わない」と答えた人は24.5%、「AI家電に興味がない」と答えた人は16.5%となった。
なお、AIという言葉を知っている人を対象に、将来AIが人間の頭脳を超えると思うかを聞いたところ、21.9%の人が「10年以内に超えると思う」と回答する結果となった。